令和4年度の全国安全週間要綱が公表されましたので、参考としてください。
今年の標語は「安全は 急がず焦らず怠らず」です。
今年の実施事項の特徴は、
1 「SDSによるリスクアセスメントとその措置」の推進がありますが、これは
今後の「自律的な化学物質の管理」の準備運動のようです。溶接ヒュームのサンプリング測定等の経過措置も終了しましたが、皆さん測定済でしょうか。
2 「テレワークについての導入」はwithコロナ時代を反映してのキーワードですが、テレワークは、「サテライトオフィス」、「裁量労働」、「家内労働」、「一人請負」のような用語にも結び付き、労働時間の把握や居宅内での労災事故等のトラブルがないようテレワークにおける「安全衛生」、「労務管理」に万全の配慮をお願いします。
3 外国人労働者について「母国語教材や視聴覚教材の活用」というくだりがあります。以前から切望されていたものであり、ぜひともこれらの教育を実施してください。とりわけ外国人実習生を雇用されている事業主の方には、家族の長という意識で、日本語と日本的文化・習慣について、根気よく教えて頂くことをお願いします。(文責:支部)
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