昨年1年間の全国における熱中症の発生状況をみますと、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は1,045人、うち死亡者数は28人となりました。多くの事例において、暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症予防のための労働衛生教育の実施を確認出来なかったもの。また、糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病や所見を有している事例も見られ、その多くは医師等の意見を踏まえた配慮がなされておりませんでした。
なお、茨城県内(2月末速報値)では、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は30 人、うち死亡者数は1人(建設業)となっており、業種別では、建設業6件、製造業5件及び運輸交通業4件の順で多く発生している状況にあります。
このため、厚生労働省は別添のとおり、令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱(以下「要綱」という。)を定め、熱中症リスクがあるすべての事業場を対象として、職場における熱中症予防対策の徹底を図ることとしております。
皆様の事業場におかれましても、このキャンペーンに即して熱中症予防対策の取組みをお進めください。
240301令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱
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