1「令和3年に発生した酸素欠乏症等の労働災害発生状況について」
(令和4年7月22日付け 基安労発0722第1号)
・令和3年に酸素欠乏危険作業において発生した酸素欠乏症又は硫化水素中毒について、休業4日以上の労働災害発生状況及び災害事例を取りまとめたもの。
2「労働安全衛生規則第12条の5第3項第2号イの規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質の管理に関する講習等の適用等について」
(令和4年9月7日付け 基発0907第1号)
・特化則、有規則等の特別則の対象となっていない化学物質等の対策強化を主眼に、事業者がリスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のために講ずべき措置を適切に実施する制度を導入することとした。
この安衛則改正に基づく、事業者による化学物質管理を円滑に実施するため、化学物質の管理に関する講習及び化学物質管理専門家の要件等について、それぞれ厚生労働省告示が発出され、本件通達ではこれらの告示の概要等を説明するもの。
3「新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡『新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えたリーフレットについて(周知のお願い)』に関して」
・新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応について、地域の感染状況に応じた周知を要請するもの。
4「第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等」
に関する告示について(令和4年11月30日 プレスリリース)
・本年5月に改正された労働安全衛生規則では、新たな化学物質管理として、作業場所での有機溶剤等の作業環境測定の結果による区分で、空気中の有機溶剤等の濃度の平均が管理濃度を超えるなど、作業環境管理が適切でないと判断される第三管理区分と区分された場合の規制が強化された。
本件告示は、空気中の有機溶剤等の濃度測定、呼吸用保護具の使用や呼吸用保護具が適切に使用されているかどうかの確認方法について定めたもの。
5「第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等の適用等について」
(令和4年11月30日 基発1130第1号)
・上記4の告示は、令和6年4月1日から適用されるが、本件通達は、同告示の制定の趣旨、内容等について説明するもの。